July 24, 2008

恐怖のキャラ変

本番まであと1ヶ月。
この頃になると始まるのが、「恐怖のキャラ変」。
今までのは何だったんだ・・・・と思わせるような、キャラクターの設定や性格の変更が。

昨日の「里山」の稽古でもありましたよ。
出演の決まっていた化け物が、違うものになっちまった。まあ、化け物ですから、誰もみたことはありませんから(多分)、どんなものに変わろうといいんですけど・・・。

毎回、小さな変更から大きな変更まで、いろいろあります。
以前主演の少年の年齢設定が一挙に5歳くらい幼くなって、ちょうどこのときは親子で出演してたものだから、自分の子どもの年齢よりも若く(幼く)なってしまった。舞台上の年齢でも、です。

キャラ変はときに、大道具、小道具、衣装などの変更も余儀なくされます。担当者は内心は「あ〜〜〜・・・」と思います。作曲者が気に入っているメロディが、バッサリ、ということもあります。

そっと「どこかできっと復活させてやるから」と、そのメロディに言い聞かせたりします。

でも、このキャラ変で芝居は一挙に変わります。
憑き物が落ちたみたいに、開放されて、舞台上を自由に動き回れるようになります。

決して「恐怖の・・・」ではない。

これがあるから、楽しいんです、きっと。

09:30:43 | fe | comments(0) | TrackBacks