June 11, 2007
「丘の上で」音楽もすてきに。
今日は午前中「丘の上で」の音楽打ち合わせ。演出家と演奏者と作曲者と、3人で頭をつき合わせて音楽のイメージの共有化と、こまかいタイミングの打ち合わせ。
演出家は頭の中で役者さんたちの動きを描きます。そこに音楽が鳴ってくる。作曲者も演出家の話を聞いて、頭の中で音楽を鳴らします。この段階ではたぶん、まだお互いのイメージはそれぞれで、それぞれにぼんやりとしたもの。
それでも、ある程度(楽譜に書き表せるくらい)はっきりしておかないと演奏者に渡せません。音楽の入るタイミングと終わるタイミング、曲のテンポ、ある程度の曲想。
音楽は芝居の中で、場面場面の色を決めるとても大きな役割を担っていると思います。曲の入りや終わりも、淡い色でそおっと溶け込むようにいくのか、バンとそこから色を変えるのか、その曲や演奏の仕方でガラっと変わります。
逆に演出上煮詰まってきたときに、演奏の仕方をかえることで、演出の方向性が見えてくることも。
そうやってつくり上げていって、でも本番はまた違います。本番になると、もうひとつ違う光が差し込んでくるのは何故?
これはもうステージに立つ役者さんと演奏者のもの。
だから、舞台には立ったもん勝ち!!
14:46:11 |
fe |
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