February 18, 2007

学校公演 その2

学校公演というのは、その学校のカラー、雰囲気がすぐわかっておもしろいなあといつも思います。

はじめからノリノリの学校、何だかおとなしいなあと感じる学校。小学校は1年生から6年生ですから、その学年によっても全然その反応は違います。

今回の公演ではお話が進むにつれて、徐々に気持ちがこちらへ向かってくるのがわかりました。静かに浸っているんだなという感じ。

終わった後も、子どもたちは興味深々です。舞台の上には疫病神の毒ガスの跡や竜のひげの刀が置かれたままになっています。じっくり見せてあげたいけど、あんまり見せてしまうのもな、とそおっと何気ない風に片付けます。

「河太はどこ?」「マムシの親分は?」と聞かれても、うーーんという顔をして片付けを続けていたりします。お互いわかっていても、あえてそこを言わない感じが、子ども相手でもスリリングに楽しいのです。





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