February 10, 2007

作品会議はこんな風

1月12日と1月19日に新作の作品会議をしました。
昨年末から何度か会議を重ね、やっとここまで。
学校公演でもやれる作品ということで、国語の教科書を調べたり、いわゆる童話や児童文学とよばれるものをいくつか読んだり。

昨年末までにだいたいの方針は出ていましたので、12日の会議では候補を持ち寄って、どんな方向の作品にするか決めました。19日の会議ではその方向にそって、具体的な作品をどう舞台の形にしていくか話し合いました。

作品つくりも、このあたりまでは楽しい作業です。
頭の中だけですから、どんな風にもなります。音楽はこうしよう、衣装はこんなので・・・。話の途中でも、ばんばん思い浮かんだイメージを出し合えます。そうしていくと、何だか、どんなことでも出来ちゃうような気がしてきて、頭の中では、とんでもないような舞台ができあがってたりします。
でもそれが出来るから楽しい。

そしていざ執筆。
頭の中に漠然とあった「絵」は、いざ原稿用紙に向かってみると(いやパソコンのキーをたたき始めてみると)、「ありえなーーい」ことばかり。おもしろいと思ったことが、意外と動きのない舞台向きでないシチュエーションだったり。
ここから産みの苦しみです。
ひとりで書いているとドツボにはまっていく(らしい)。胃が痛い、眠れない日が続く(らしい)。

それでもどうにか書き進めて、現在第1稿がそろそろ上がる頃。

さあて、どんな作品でしょう。
この間ちょっとだけ内緒で教えましたよね。
そう「たぬき」が出てくるんです。

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