August 05, 2006

勤総の稽古 その後

勤総での稽古は、正直な話、びっくりすることばかりでした。

舞台設営のことはもちろんあるのだけれど、演出上ハタンしているところがいくつも発見された。段取り上のことも、それから話の展開はこれでいいのか、この演出でいいのか、という根本的なことまで。

この時期でよかった。

まだまだ、今までのものを捨てて新たなものにする時間がある。
「料理店」では、話の展開に手をいれるというアイデアが出されている。せっかく作った歌だけれど、破棄して新しく作り直す作業にもはいった。役者さんには申し訳ないけれど・・・・。

気がついてしまったら、もったいないなどとは言っていられない。よりよくするために、力を尽くしたい。

もちろん気がついていても、できることとできないこととあるけれど、できることはね、と思う。

稽古はこれからが実はおもしろくなる。

ほんのちょっとしたことで、作品の色や手触りがガラッと変わる瞬間を迎えたりする。

それは、キャラクターの性格付けだったり、音楽のテンポだったり、衣装だったり小物だったり・・・。
ほんとに小さいように見えることだけれど、実はそれが芝居の質を左右する。

さあ、これからは目が離せないよ。

14:03:16 | fe | comments(0) | TrackBacks